冬といったらやはり温泉ではないでしょうか?
温泉に浸かりながら雪景色を楽しむことは日本の冬の醍醐味ともいえるでしょう。
また、日々の疲れを癒すために熱いお湯に浸かるのもいいでしょう。
今回は東北で有名な温泉スポットを紹介していきます。
蔵王温泉
概要
開湯から1900年の歴史を持つ古い温泉です。そして同じ山形県にある奥羽三高湯の一つとしても有名です。
近くには蔵王温泉スキー場も隣接していることもあり、多くの旅館やホテルなどの宿泊施設が立ち並んでいます。
また、共同浴場、日帰り浴場もあります。春から秋ぐらいにかけて、「蔵王温泉大露天風呂」が開かれ、名物にもなっています。
効能
泉質は酸性・含硫黄、アルミニウム、硫酸塩・塩化物泉となっています。皮膚病にも高い効能があり、肌を白くする効果もあるため、「姫の湯」とも呼ばれています。
アクセス
蔵王温泉の公式サイトはこちら
秋保温泉
概要
開湯は今から1500年ほど前であり、こちらも歴史が古い温泉となっています。こちらは同じ宮城県内の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉と並んで、奥州三名湯として有名です。
第29代天皇である欽明天皇が病気にかかった時、この温泉に入ると治ったと言われ、「名取の御湯」の称号を受け取ったこともある温泉です。
効能
泉質はナトリウム・カルシウム、塩化物泉です。リウマチ、神経痛、皮膚病、婦人病に効果があると言われています。
アクセス
秋保温泉(温泉旅館組合)の公式サイトはこちら
東山温泉
概要
開湯は8世紀後半と言われています。江戸時代には会津藩の湯治場として栄えたこともあり、奥座敷としても発展してきました。
東山温泉郷には多くの観光名所があります。戊辰戦争の時に攻防戦に耐えた鶴ヶ城天守閣や、当時の少年たちの勉強ぶりを知る事ができる日新館などがあります。
効能
泉質は硫酸塩泉で、リウマチ、慢性皮膚病などに効果があると言われています。
アクセス
東山温泉の公式サイトはこちら
銀山温泉
概要
開湯されたのは今から約500年ほど前と言われています。温泉旅館の多くは大正ロマンを思い出させるかのような街並みとなっており、モダンな雰囲気を感じることができます。
さらに四季折々の風景も楽しめます。春には山桜、夏にはカエルの声、秋には紅葉、冬には雪景色など1年を通して温泉街の景色を眺めることができます。
効能
泉質はナトリウム塩化物・硫酸塩温泉です。そして、切り傷、慢性皮膚病、神経痛、疲労回復などに効果があると言われています。
アクセス
銀山温泉の公式サイトはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?同じ東北でも地域によって効能などが異なります。
今回の記事で紹介した温泉以外にも、東北地方には非常に多くの温泉郷があります。
今年の冬、時間がある方は温泉巡りの旅をしてみるのもいいでしょう。