夏休みの自由研究のテーマになるような、見学スポットを紹介します。
こちらで紹介するのは、東京都調布市にある調布航空宇宙センターです。
保護者のみなさん、小学生や中学生のお子様と夏休みに普段触れることのない
航空宇宙技術について学んでみませんか。
こちらでは無料で展示室が公開されており、航空宇宙の研究全般を
わかりやすく紹介する他、風洞設備や実験用航空機などの航空宇宙の
テクノロジーを体験できます。
夏休みのおでかけスポット、夏休み自由研究テーマとしていかがでしょうか。
見学へ行かれる方へ
調布航空宇宙センターは、東京都調布市にある独立行政法人
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設です。
調布航空宇宙センターには展示室が設けられていて、航空、宇宙技術などの
分野ごとに研究内容を紹介して実際に使用した機体や模型、パネルが展示
されています。
展示室は年中無料で一般公開されているため気軽に見学を行うことができます。
展示室に展示されているものを以下に列挙します。
小型超音速実験機
展示室に入って最初に目に付くのが小型超音速実験機です。
こちらは、2005年にオーストラリアのウーメラ試験場で飛行実験を
行った機体です。
マッハ2の速度で滑空・飛行させることで空力性能などのデータ計測を行い、
次世代超音速実験機技術の研究開発に用いられました。
将来宇宙輸送システム
JAXAでは使い切りロケットに代わって、航空機のような運用が可能な
スペースプレーンや再使用型宇宙輸送機の研究開発を行っており、
このスペースには実験時に使用した機体や模型を展示しています。
目玉はヘリコプタにより、高空から分離投下した後、滑空しながら滑走路へ
自動的に着陸させる小型自動着陸実験で実際に使われた小型実験機です。
スペース・ミッション・シミュレータ
シミュレーターで水平離陸のスペースプレーンを操り宇宙往遠機による
飛行・操縦を体験できます。
地球出発後に宇宙ステーションにドッキングし、その後月へ出発。
更に月から地球に帰還する約15分のミッションを楽しめます。
YS-11コックピット
こちらは屋外展示になります。退役したYS-11という飛行機のコクピットに
実際に乗ることが出来ます。
この他にも、多数の展示品があります。
また、団体で施設見学を行う場合は、事前の予約が必要になります。
団体での見学にはコースが2つ用意されており、コース1は先ほど取り上げた
展示室を見学するコースです。
そしてコース2は、展示室の見学の他に普段は立ち入ることができない
風洞、エンジン試験設備、実験用航空機等の設備から1、2箇所の見学を
行うことが出来ます。
どちらのコースもガイドの解説を聴きながら見学ができるため、
より詳しい知識を得ることが出来ます。
名称 :調布航空宇宙センター 場所 :〒182-8522 東京都調布市深大寺東町7-44-1 駐車場 :若干(大型車は不可) アクセス :吉祥寺駅から JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」南口下車→ (3番乗り場)吉01系統「武蔵境駅南口」行きに乗車→ 「三鷹市役所」下車 徒歩5分 JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」南口下車→ (8番乗り場)吉14系統「調布駅北口」行きに乗車→ 「航研前」下車 三鷹駅から JR中央線「三鷹駅」南口下車→ (7番乗り場)鷹54系統「仙川」行き、 または「杏林大学病院」行きに乗車→ 「三鷹市役所」下車 徒歩5分 見学日 :平日(年末年始12/28~1/3を除く) ※開始15分前にご来場ください。 参加費 :無料 人数 :一般 なし 団体 見学コース1 最大30人 見学コース2 5~20名 年齢制限 :特になし 予約有無 :展示室への入室は予約不要 団体コースは予約必須 見学希望日の3週間前までに希望の見学コース・日程・人数を 電話で予約 所要時間 :見学コース1 1時間 見学コース2 1~1.5時間 内容 :施設見学 お問い合わせ:050-3362-2600