横浜名物、崎陽軒のシウマイ。お土産などで購入する事も多い商品ですが、シウマイを作っている横浜工場では工場見学を実施しています。
一日に80万個のシウマイを製造する横浜工場は、見学定員が50名と比較的多いにも関わらず、3ヶ月後まで予約がいっぱいなんてこともある大人気の工場見学スポットです。
シウマイ娘衣装も用意されており、子どもだけでなくおじいちゃん、おばあちゃんも懐かしみながら見学できます。
空中台車から35kgの具材が成形機に投入され人の目でしっかり検品される様子や、できたてのシウマイを試食できるなど、とても楽しめる工場見学になります。
今回はこの崎陽軒 横浜工場を紹介します。
崎陽軒のシウマイ。その歴史や由来とは。
崎陽軒の歴史
創業者が長崎県の出身であることから、長崎県の異称「崎陽」に由来してつけられた崎陽軒。
シウマイを発売する前は横浜に名物がなかったため、初代社長が「何か横浜の名物を」と、現在の中華街で突き出しとして提供されていたシュウマイを発売しようと発案します。
点心の専門家を招聘し、一晩水につけて戻した干しホタテ貝柱と豚肉を使用して冷めても美味しいシュウマイを考案し、崎陽軒のシウマイが誕生しました。
焼売 → シュウマイ → シウマイ!
当時の社長は栃木県の出身で「シュウマイ」と言っているつもりでも、「シウマイ」としか発音できませんでした。社員から指摘され、本場中国人に発音について聞くと、中国では「シャオマイ」と発音するため、「シウマイ」の方が近いのではという結論から、現在に至ります。
崎陽軒の広報担当の方は、シ「ウマイ」という嬉しい文字が隠れているのもポイントだそうです。
崎陽軒は「シウマイを育ててくれた横浜に感謝を」ということで地方展開などに積極的ではありませんが、現在では楽天など通販で入手することもできます。
崎陽軒 シュウマイ シウマイ しゅうまい 真空パック 15個入り×4箱セット 送料別 代引き料有料 消費税込
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工場見学は予約がいっぱい。いつごろ予約すればいい?
2016年5月14日付の日本経済新聞 NIKKEIプラス1でも東日本第3位に選ばれただけあり、予約は殺到しています。
5月19日現在、8月まで予約で埋まっており既に夏休みは参加できません。
(プチミュージアムショップにて工場見学の一端を体験できる施設は予約の必要がありません)
参加するポイント
崎陽軒の工場見学は受け付け開始が、希望日の3ヶ月前の1日(年始のみ4日)から始まるので、1日に電話予約をする必要があります。
1日時点で電話が殺到し、繋がりにくいですが受付開始日の午前中に予約を取り付けておきたいところですね。
受付期間 | 希望日の3ヶ月前の1日(年始のみ4日) |
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見学開催日 | 水・木・金・土曜日 ※毎月末と年末年始を除く |
見学開始時間 | 午前:10:30(開場10:00) 午後:13:00(開場12:30) |
見学所有時間 | 約90分 |
予約連絡先 | 崎陽軒 横浜工場 TEL:045-472-5890 |
崎陽軒 横浜工場。概要やアクセス方法
所在地 | 〒224-0044 神奈川県横浜市都筑区川向町675番1号 |
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駐車場 | ○ ※ただし3台。事前予約必須 |
公式HP | 崎陽軒の工場見学 |
アクセス(公共交通機関)
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JR・横浜市市営地下鉄「新横浜駅」より JR北口駅前バスターミナル5番のりば
300系統「仲町台駅」行/「港北インター」下車(所要時間 約10分+徒歩5分)
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第三京浜道路 港北I.C.より新横浜元石川線を新横浜方向へ
まとめ
既に夏休みの予約が埋まっているのは非常に残念ですが、冬休みなどのお休みにはぜひ行ってみたいですね。
崎陽軒のシウマイにかかせないキャラクター「ひょうちゃん」やシウマイ娘になりきって思い出を作りましょう。