九州北部では太平洋高気圧と大陸からの気団がぶつかり、梅雨前線が停滞しやすくなるため降水量が多くなる傾向があります。
特に山間部では局地的な大雨になりやすいといったことも挙げられます。
昨年2015年は平年(7月19日ごろ)より10日遅く、全国と比べても東北北部を残して2番目に遅い梅雨明けになりましたね。
今年の梅雨入り・梅雨明けの時期はどうなるかデータを見ながら予想していきましょう。
【追記(6月7日)】
2016年6月4日(土)に梅雨入りしたと見られ、平年より1日早く、予想通りの梅雨入りになりました。
【追記(7月19日)】
2016年7月18日(月)に梅雨明けしたと見られ、平年より1日早く、予想通りの梅雨明けになりました。
九州北部(山口県を含む):山口県 福岡県 大分県 佐賀県 長崎県 熊本県
九州北部地方 梅雨入り・梅雨明け予想
ここ数年は平均よりも数日早い梅雨入りとなっていましたが、2014年夏に発生したエルニーニョ現象が弱まりつつあることからほぼ平年なみの梅雨入り・梅雨明けとなりそうです。
去年2015年は平年より1週間ほど長く、ほぼ2か月間梅雨が続きましたね。
こちらも同様にエルニーニョ現象の終息で平年なみとなる予想です。
梅雨入り予想 | 6月5日前後 |
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梅雨明け予想 | 7月17日前後 |
【追記(6月7日)】
2016年の九州地方北部は6月4日(土)に梅雨入りしたと見られます。
平年より1日早く、昨年より2日遅い梅雨入りとなりました。
【追記(7月19日)】
2016年の九州地方北部は7月18日(月)に梅雨明けしたと見られます。
平年より1日早く、昨年より11日も早い梅雨明けとなりました。
九州北部地方の過去のデータ
特に大きな変動などはないようです。
予想が外れ、ずれ込むとしても前後一週間くらいでしょう。
少し早めに傘や合羽などの準備ができているといいかもしれません。
おすすめの合羽なども紹介していますので、よければこちらも見てくださいね。
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まとめ
昨年のような長い梅雨ではなさそうで一安心ですね。
エルニーニョ現象が終息するとラニーニャ現象という逆の海水温異常が発生することがあり、今年の夏の間に発生する確率が高いと指摘されています。
ラニーニャ現象が発生すると猛暑・寒冬と過ごしにくくなるので、こちらの対策も必要になりそうです。
全国の梅雨入り・梅雨明け
東北地方:青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
関東地方:茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
中部地方:新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
近畿地方:三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国地方:鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
四国地方:徳島県 香川県 愛媛県 高知県
九州地方:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県(奄美地方)
沖縄地方:沖縄県