近畿中部は瀬戸内海式気候という梅雨(5月6月7月)と秋雨(9月)の間、8月の降水量が著しく少ないという特徴があります。
そのため梅雨の時期にしっかり雨水を貯水できないと干害など発生してしまうこともあります。
そうなると梅雨入り・梅雨明けの時期はすごく気になりますよね。
気象庁による過去の梅雨入り・梅雨明けデータから2016年の梅雨入り・梅雨明けを予想してみましょう。
【追記(6月7日)】
2016年6月4日(土)に梅雨入りしたと見られ、平年より3日早く、予想通りの梅雨入りになりました。
【追記(7月19日)】
2016年7月18日(月)に梅雨明けしたと見られ、平年より3日早く、予想通りの梅雨明けとなりました。
近畿地方:滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
近畿地方 梅雨入り・梅雨明け予想
去年2015年は6月3日に梅雨入りし、7月20日まで梅雨でした。
降雨量は大阪で498.0ミリと平年と比べると多くなりましたね。(この期間の平年296.5ミリ)
山沿いを中心に雨や雷雨などに見舞われましたが、高気圧の影響で概ね晴れる日が多かったように思います。
さて、では今年2016年はいつごろまで梅雨になるでしょうか、予想してみましょう。
梅雨入り予想 | 5月29日 ~ 6月5日 |
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梅雨明け予想 | 7月17日前後 |
【追記(6月7日)】
2016年の近畿地方は6月4日(土)に梅雨入りしたと見られます。
平年より3日早く、昨年より1日遅い梅雨入りとなりました。
【追記(7月19日)】
2016年の近畿地方は7月18日(月)に梅雨明けしたと見られます。
平年より3日早く、昨年より6日早い梅雨明けとなりました。
近畿地方の過去のデータ
1951年(昭和26年)からの65年間のデータで梅雨入りを見てみると観測当初から一週間ほど早まっている傾向がありますね。
また梅雨明けも3日4日遅れているようで梅雨の時期としては1週間ほど長くなっているようです。
干害などが発生することに比べればいいことでしょうが、山沿いでの雷雨などには注意しなければいけません。
早めに梅雨への準備などをしておくといいですね。
折り畳み傘やかわいい合羽などがあればお値段手ごろな今のうちに購入しておくのも一つの手です。
関連リンク:気象庁 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):近畿
関連リンク:tenki.jp 近畿地方の天気予報
関連リンク:tenki.jp 東海地方の天気予報
まとめ
京都府での紫陽花など和の美しさも生える近畿地方の梅雨ですが、7月中には祇園祭などもありますしできればカラっと晴れて欲しいですよね。
急いでも早まったりゆっくりになったりはしませんが、梅雨入り・梅雨明けの時期を予想して早めに予定を立てたり準備をしておくと何かと動きやすいかもしれません。
全国の梅雨入り・梅雨明け
東北地方:青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
関東地方:茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
中部地方:新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
近畿地方:三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国地方:鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
四国地方:徳島県 香川県 愛媛県 高知県
九州地方:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県(奄美地方)
沖縄地方:沖縄県