お花見名所で国の特別史跡・特別名勝に指定されている浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)は東京都中央区浜離宮庭園にある都立庭園で、都内では唯一である潮入の池と、二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。
庭園ガイドや、観桜期には「春の開園時間延長」として閉園時間が1時間延長されます。
三百年の松や中島の御茶屋から見られる桜など、ぜひ足を運んでみていただきたい日本庭園です。
例年の見ごろは、大体3月下旬から4月下旬となっています。気温によって開花時期は変わるので、開花予想発表され次第更新します。
浜離宮恩賜公園 イベント情報
浜離宮恩賜庭園「春の開園時間延長」
開園時間が1時間延長され、歴史ある潮入りの回遊式築山泉水庭を夕暮れまで堪能できます。
期間: | 2019年3月23日(土)~4月7日(日) |
開園時間: | 9時 ~ 18時(最終入園は17時30分) |
問い合わせ先: | 浜離宮恩賜庭園サービスセンター TEL:03-3541-0200 |
公式HP: | 浜離宮恩賜庭園「春の開園時間延長」 |
庭園ガイド
浜離宮庭園ガイドクラブというボランティアの方々が、歴史や植物・建物等、内容盛り沢山のガイドを提供されています。
実施日時: | 土曜日/日曜日/祝日: 1) . 11時 ~ 2) . 14時 ~ |
備考: | 日本文化の紹介を織り交ぜて英語でのガイドも提供されています。 |
問い合わせ先: | 浜離宮恩賜庭園サービスセンター TEL:03-3541-0200 |
公式HP: | 浜離宮恩賜庭園 ボランティア活動 |
浜離宮恩賜庭園 見どころ
三百年の松
江戸時代、徳川家宣が改修した際に偉業をたたえて植えられたと伝わる、東京都内最大の黒松です。
正面からでは分かり難いですが左側から見ると幹本体は二股に分かれており、片方の枝が成長していることが分かります。
潮入の池
東京湾から海水を引き入れ、潮の干満による眺めの変化を楽しむことが出来るようになっている都内では唯一の海水の池です。
東京湾から魚が入り込んで生育しており、江戸時代には釣りが行われていたそうです。(現在は禁止されています)
お伝い橋と中島の御茶屋
潮入の池に架かるお伝い橋を渡った中島には「中島の御茶屋」があり、水の面に映える橋と茶屋を見ながら抹茶や和菓子を楽しむことができます。
営業時間: | 9:00 ~ 16:30 |
定休日: | 年末年始 (12月29日~1月1日) |
問い合わせ先: | 03-3541-0200 |
公式HP: | 東京都公園協会 庭園へ行こう。 |
浜離宮恩賜庭園 基本情報
所在地: | 東京都中央区浜離宮庭園1-1 |
開園時間: | 9時 ~ 17時 (入園は16時30分まで) |
休園日: | 12月29日 ~ 翌年1月1日まで |
入園料: | 一般 300円 65歳以上 150円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料) |
備考: | ペットの入園禁止 |
アクセス: | 1) . 大手門口 都営地下鉄 築地市場駅(大江戸線)- 徒歩7分 都営地下鉄 汐留駅(大江戸線)- 徒歩7分 ゆりかもめ 汐留駅 – 徒歩7分2) . 中の御門口 都営地下鉄 汐留駅(大江戸線)- 徒歩5分3) . 水上バス ※水上バス乗場ご利用の際は、入園料が別途かかりますので御了承下さい。 東京水辺ライン 浜離宮発着場 東京都観光汽船 浜離宮発着場 |
駐車場: | 最寄の公共駐車場をご利用ください。 1) . 汐留駐車場 2) . 汐留住友ビル駐車場 |
浜離宮恩賜庭園 まとめ
都心にある大きな日本庭園で水面には桜や御茶屋以外にも
汐留の高層ビルが映り、浜離宮恩賜庭園独自のとても不思議な感覚を味わえます。
桜以外にも多くの植物があり、春には牡丹や菜の花など季節ごとに見どころがあるお気に入りのスポットです。
また庭園を散策した後は、水上バスで浅草へ向かうコースなどもおすすめです。
ぜひ足を運んでみてください。