アメリカで立ち上がった『MOOC』が今、世界中で広まりを見せています。
『MOOC』とは「オンラインで無料の講義を受講し、修了後には修了証が取得できる」教育サービスのことで、高校生や主婦、社会人と、あらゆる立場の人の学びの場になることを期待されています。
学びたいけれど、学ぶ機会がない。
学ぶことで視野を広げたい方たちに最適なサービスが、MOOCです。
今回は、JMOOCの1つであるgaccoを紹介します。
JMOOCとは
MOOCでは多くの講義を無料で閲覧することができますが、アメリカで立ち上がったMOOCで提供される講座はもちろん英語。
英語に苦手意識のある日本人には壁の高いものでした。
そこで、日本版MOOCとして立ち上がったのがJMOOCです。
gacco
JMOOCの1つであるgaccoでは、現在ビジネス直結の講座から知的好奇心を満たす講座まで、さまざまのものが提供されています。
受講形態を見てみると、受講者は10分程度に区切られた動画を視聴していき、週毎に小テストに取り組むことで理解を深めます。最後に総合課題を提出し、所定の基準を満たすと修了書が発行されます。
分からない事や議論したい事があれば、掲示板で講師や他の受講生と意見交換することも可能です。
スマホ・タブレットでも受講できるので、いつでもどこでも学ぶことができます。
一部講義には対面学習コースも用意されています。
オンラインで基本的な内容を学習した後、対面授業によって講師と受講者が議論しあい、より発展的な内容を学ぶことができます。
こちらは有料で参加者を募っています。
現在、12月以降に開講の講座として、駒澤大学の「歌舞伎の経済学」、TACによる「はじめての簿記 スッキリわかる日商簿記」、大阪大学による「人とロボットが共生する未来社会」などが予定されています。他にも様々な講義が受講可能・開講予定されています。
他にも
他にも、無料で授業を公開しているところは様々にあります。
大学などの高等教育機関が、動画を含む講義資料を正規に無料で公開する、オープンコースウェア(OCW)を提供していることがあります。