日比谷公園は、幕末の松平肥前守などの屋敷地や明治時代に陸軍練兵場を経て、「都市の公園」を目指しドイツの公園を模した上で和の要素を散りばめた「日本初の洋風近代式公園」として生まれ変わった経緯を持つ公園です。
「都市の公園」として設計されたためか、日比谷公園内には大小の野外音楽堂、日比谷公会堂などが配置されました。また、日比谷公園の象徴と言われ現在でもテレビや雑誌で目にする噴水広場の大噴水や、ペリカン噴水、都市公園の噴水としては日本で三番目に古い鶴の噴水がある雲形池など豊富な噴水が人々の憩いの場の演出します。
その他にも、園内の花壇は四季折々の花と緑で都市生活者の目を楽しませ、寄贈された多くの記念碑・物が園内各所に設置されています。
日比谷公園の紅葉
日比谷公園の紅葉は、特に雲形池のイチョウやモミジが絶景とされています。
雲形池岸辺の散策路を歩くと、逆光で見事な輝きを見せるモミジを間近から眺めることができ、鶴の噴水がモミジ越しに眺められる風景は秋の風情を感じさせます。
また、S字を描いて延びる散策路のイチョウや草地広場のイチョウ並木は、100年の歴史ある公園というだけあり大きなイチョウの木が植えられており、日差しによって黄金に輝く姿が素晴らしいです。
園内の随所にはモミジやイチョウに負けることのない美しさを持ったケヤキやプラタナスも配されており、日比谷公園を散策するだけで都心とは思えない程贅沢な紅葉風景の数々を味わえます。
日比谷公園の紅葉の見頃
日比谷公園の紅葉の見頃は例年11月下旬~12月上旬頃となっています。
日比谷公園内は多くのレストランがあり、散策に足を運んだ際にランチも済ませることができます。
また、日比谷公園の平日の昼時には随所でランチタイムを過ごす社会人で賑やかです。園内随所にあるベンチや、草地広場にシートを敷いて家族で弁当を食べるのもいいでしょう。日比谷公園は「都市の公園」としてアウトドアなランチを楽しむ場も提供しています。
日比谷公園のライトアップ
日比谷公園には紅葉のライトアップの予定はありません。
日比谷公園内の大噴水は夜間照明が設置されており、デートスポットに最適です。
日比谷公園のアクセス
名称 :日比谷公園
休業日 :なし
場所 :東京都千代田区日比谷公園1-6
時間 :24時間
料金 :無料
駐車場 :あり 地下公共駐車場
8:00 ~ 22:00 30分250円
22:00 ~ 翌朝8:00 30分150円
アクセス :電車
東京メトロ丸の内線・千代田線「霞ヶ関」
日比谷線「日比谷」下車 徒歩2分
JR「有楽町」下車 徒歩8分
売店 :あり
トイレ :あり 6箇所
問い合わせ :03-3501-6428 (日比谷公園サービスセンター)