清澄庭園は、水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」であり、東京都指定名勝に指定されています。
明治11年、三菱財閥創業者である岩崎弥太郎が荒廃していたこの邸地を買い取り、庭園造成を計画し明治13年に「深川親睦園」として竣工しました。
弥太郎の没後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水、全国から取り寄せた名石を配して明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」として完成しました。
清澄庭園内には3つの中島を持つ池である泉水が中心にあり水鳥や鯉、亀の姿を眺めることが出来ます。
その池の端を歩けるよう石を配置した「磯渡り」は歩を進める度に景観が変わるよう工夫されています。また、園内には「磯渡り」の石を含めた岩崎家が全国から集めた名石が無数に配されています。
清澄庭園
清澄庭園の紅葉
清澄庭園では、ハゼの木を中心にモミジやイチョウなどの紅葉を楽しむことができます。
また、泉水の中島に浮かぶ紅葉は風情があります。
清澄庭園の紅葉の見頃
清澄庭園の紅葉の見頃は11月中旬と予測されています。
清澄庭園のライトアップ
例年11月中旬~下旬にかけてイベントが行われ、園内がライトアップされます。
また、イベント期間は閉園時間が17時から21時となります。
清澄庭園の規模から、見渡す限りのライトアップとはいきませんが、鮮やかに照らされる紅葉樹や、松の木が仄かに照らされている姿は見応えがあります。
ライトアップされた清澄庭園内で目を引くのはやはりハゼの木でした。
清澄庭園のアクセス
名称 | 清澄庭園 |
休業日 | 12月29日~翌年1月1日まで |
場所 | 東京都江東区清澄3丁目3-9 |
時間 | 9:00~17:00(入園は16:30) |
料金 | 一般(中学生以上) 個人 150円/団体 120円 65歳以上 個人 70円/団体 50円 |
駐車場 | なし |
アクセス | 東京メトロ清澄白河駅→徒歩3分 |
売店 | あり |
トイレ | あり 4箇所 |
問い合わせ | TEL 03-3641-5892 (清澄庭園サービスセンター) |