入学式・卒業式に母親が着るのに相応しい着物の格式と種類

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入学式や卒業式でのママの服装といえばスーツやワンピースが主流ですが着物で出られる方もおられるでしょう。

日本のフォーマルスーツといえば着物です。
着物には格式があり、入学式や卒業式という場にふさわしいものを選ばなければなりません。子供の式典は保護者としての出席であり、子供が主役なので色や柄は控えめなものが良いでしょう。また、洋服と違って帯との組み合わせもあります。着物の色や柄が派手ならば帯を落ち着いた色や柄のものにすることも考えましょう。

ここではまず着物の種類と格式について見てみましょう。

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着物の種類と格式

格式の順番に並べています。

黒留袖

Kurotomesode

既婚者の第一礼装
5つ紋
黒地で腰から下に模様がある。

色留袖

Irotomesode

既婚者・未婚者の礼装
5つ紋で第一礼装
1つ紋、3つ紋で礼装
黒以外の色つきで腰から下に模様がある。

振袖

未婚者の第一礼装
袖が長く全体に模様が入る。

訪問着

未婚者・既婚者とも紋が付くと礼装
肩、背中、腰と全体に繋がった絵の模様(絵羽模様)が入る。

付け下げ

Tsukesage

未婚者・既婚者とも紋が付くと礼装
全体に絵が染め付けてあるが繋がっていない。

色無地

Iromuji

未婚者・既婚者とも3つ紋が付くと準礼装、1つ紋で略礼装
色で染めた無地の着物。

小紋

Komon

小さな模様が全体に配された着物。
1つ紋で略礼装。

卒業式で着るのには
訪問着か付け下げ
1つ紋付の色無地でしょう。
小紋ならば柄によりますが、落ち着いた模様ならば1つ紋で
卒業式にもふさわしくなります。

着物に合う髪型

着物が決まったら髪のセットも考えましょう。着物に合う髪型は日本髪に近いアップスタイルでしょう。自分でセットするのが難しい方は美容室などに頼むことになります。

しかし入学式や卒業式の季節は美容室も込み合ってなかなか予約が取れなくなります。早めに予約しておいたほうが無難です。

自分でセットするのは難しいですが参考までに動画をアップします。

着物のレンタル

着物をレンタルしようとしているお母さん方も多いでしょう。こちらも髪型のセットと同様に入学式や卒業式のシーズンは予約でいっぱいになります。早めに手配しておいたほうが良いでしょう。

インターネットで調べてみると留袖で15000~20000円、訪問着や色無地で10000円から15000円ほどです。

京都きものレンタル夢館

まとめ

普段から着物に親しんでいる方ならば、自分で選ぶことも出来るし、自分で着付けや髪型のセットも出来るでしょう。普段着物は着ないという方ならば、早めに情報を集めてレンタルや着付けの予約を済ませておいたほうが良いでしょう。

普段とは違ったお母さんが入学式や卒業式に出てくれれば子供にとっても嬉しいことですし思い出にも残るでしょう。

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