造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていた六義園。
庭園の名称にある六儀とは、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来するのだそうです。
六儀園は「回遊式築山泉水庭園」と呼ばれる庭園であり、広さは3000坪です。
池をめぐる園路を歩きながら移り変わる景色を楽しむことが出来ます。
庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、万葉集や古今和歌集に詠まれた紀州和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観、中国の故事に因んだ景観が映し出されます。
六義園の紅葉
六義園の紅葉は、常緑樹の中にがモミジやイチョウといった木々の鮮やかな紅葉が映えます。山肌一面が紅葉に染まるような景観も壮観ですが、常緑樹の緑と共に紅葉の樹木が織りなす景観にも風情があるものです。
モミジやイチョウだけでなく、多様な落葉樹が紅葉に染まって庭園の秋を彩ります。
六義園の紅葉の見頃
六儀園での紅葉の見頃は11月下旬~12月中旬と予想されています。
紅葉と大名庭園のライトアップ
大名庭園のライトアップ
日程:平成29年11月18日(土)~12月6日(水)
時間:日没~21時(最終入園は20時30分)
期間中は駒込駅から徒歩2分の染井門を開門いたします
六義園では、毎年11月に「紅葉と大名庭園のライトアップ」と題して、秋のライトアップを行っています。
期間中は平時は9時~17時までの開園時間を21時まで延長し、秋の夜に朱色や黄金色に色づく木々が浮かび上がり、水面にまばゆく映し出される様子を楽しむことが出来ます。
都会に居ることを忘れてしまうような、幻想的な姿を見せる六義園でゆっくりとしたひとときを過ごしに足を運んでみてください。
六義園のアクセス
名称 | 六義園 |
休業日 | 12月29日~1月1日 |
場所 | 東京都文京区本駒込6-16-3 |
時間 | 9:00~17:00(入園は16:30まで) |
料金 | 一般 300円 65歳以上 150円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料) |
駐車場 | なし |
アクセス | JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分 都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分 |
売店 | あり |
トイレ | あり 3箇所 |
問い合わせ | TEL 03-3941-2222 六義園サービスセンター |