神奈川県鎌倉市にある名月院(めいげついん)はアジサイの名所として知られています。
通称あじさい寺とも呼ばれます。
第二次世界大戦後に「手入れが楽だから」という理由で植えられたのが、紫陽花でした。
今では、6月上旬から7月上旬にかけて多くの観光客が訪れます。
あじさい寺名月院
境内には約2,500株のアジサイが植えられています。
名月院のアジサイは日本に昔からある品種の「ヒメアジサイ」がほとんどです。
一般的な「西洋アジサイ」よりも、やや小ぶりの花を咲かせます。
中心部には青色の花が植えられており、淡いブルーで埋めつくされます。
名月院は臨済宗の禅寺で、「悟りの窓」といわれる丸窓があります。
窓からうつくしい庭を眺めると心が洗われるようです。
本堂の裏にある「本堂後庭園」は普段、悟りの窓から眺めることはできますが、
入ることはできません。6月のあじさいの季節には開放されあじさいや花菖蒲の咲いた
庭園を鑑賞できます。
拝観料は通常300円、
6月のみ高校生以上500円です。
庭園の入園料がそれとは別に500円となっています。
拝観時間は9:00から16:00、6月のみ
8:30から17:00になります。
あじさい寺へのアクセス
東海道本線の大船駅で横須賀線に乗り換え、
JR北鎌倉駅から歩いて10分ほどです。
バスだと鎌倉駅から江ノ電バス大船駅行きに乗車して
名月院で下車徒歩1分です。
6月の紫陽花シーズンには混雑が予想されます。
雨が多い季節で、しかも山道を歩くことになるので
歩きやすい靴がおすすめです。
名称 | 明月院(めいげついん) |
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住所 | 鎌倉市山ノ内189 |
拝観料 | 300円、本堂奥庭園は500円。 |
時間 |
9:00-16:30(11-3月9:30-16:00)、6月のみ8:00-17:00、 本堂奥庭園は6月(花菖蒲)と11月(紅葉)に期間限定公開。 |
電話 | 0467-24-3437 |
アクセス |
北鎌倉駅より徒歩10分。 または鎌倉駅から江ノ電バス[2番]大船駅(ルミネ下)行き 名月院 下車徒歩1分 |
駐車場 | なし。 |
その他 | 境内禁煙。撮影可。トイレあり。 |
まとめ
6月の紫陽花シーズンの土日には
北鎌倉駅まで混雑が続くこともあります。
名月院は一年中、花に囲まれていますし、
紅葉も見事です。