日本の「小説家になろう」のように、海外にも小説を投稿するサイトがあります。しかし、海外サイトは日が浅いものや無断転載を行っているものも乱立しており、なかなかどれを使っていいかわからない方が多いかと思います。
今回は、安心して使える、カナダのサイト「Wattpad」をご紹介します。海外版「小説家になろう」というよりは、もっと発展したサービス内容になっています。
「小説家になろう」と同じように、自分が著作権を持っている小説を投稿することができるようになっており、書くのも読むのも基本は無料です。著者は有料の設定をすることでコンテンツを販売することができます。
無料でさまざまなジャンルの小説を読むことができます。アカウントもGoogleかFacebookで取得できるのですぐに利用しやすいです。
また掲載する側になる際も、TPPによりインターネット上のコンテンツに関する著作権保護の規定がある程度統一されているので、国内サイトで公開するのとそう変わらない感覚で利用できます。転載等があった場合の対応にはある程度積極的に協力してもらえるかと思います。
ただ、公序良俗に反する内容については日本よりも厳しく定められているため、内容によってはコンテンツを削除されてしまうこともあり得ます。(犯罪行為や自殺の肯定、16歳未満の児童の性的コンテンツなどの表現はできません)
Wattpadは世界中で利用可能となることを想定したサイトで、まだ言語の切り替えはできませんが、日本語にも対応するつもりのようです。すでに有料サービスは世界中で利用可能となるように事業展開しており、今後の展望にも期待できそうです。